[2015.07.23] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」の派遣高校生が千葉県知事表敬訪問。
[2015.09.20] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」現地レポート
[2015.07.23] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」の派遣高校生が千葉県知事表敬訪問。
[2015.09.20] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」現地レポート
3日目、高校訪問では、バディを組んで一対一で一緒に活動することになっており、マレーシアの高校生達と直にコミュニケーションを取れる機会とあって、一同わくわくしながら現地に向かう。訪れたのは「トゥンク・クルシア・カレッジ(Tunku Kurshiah College)」という中高一貫の全寮制の女子校でマレーシアでもトップクラスの公立高校だ。
マイクロバスが学校に到着すると、出迎えた5年生(日本の高校2年生にあたる17歳)の高校生達は、ジルバブと呼ばれるスカーフを巻き、なんと浴衣姿。そして、空手の試技の披露に続き、リーダーが英語と日本語で「両国の若者の交換プログラムはお互いにとって貴重な教育の経験だと思います。たくさんのマレーシアの友人を作ってください」と挨拶。日本側も聞き覚えたマレーシア語で名前を名乗った後、英語で「私達は、千葉県から来た高校生です。本日は皆さんにお会いできてうれしい」とスピーチを返した。
普段の授業を少しでも体験できるようにいろいろと工夫されたプログラムが組まれ、まずはロティとチキンカレーの調理実習に参加する。案内してくれる5年生は、英語の次の第2外国語として日本語を選択している学生達。アラビア語、フランス語、中国語とそのほかにも選択があるが、日本語は一番人気が高いのだそう。同校は兵庫県立明石西高校の姉妹校でもあり、学生達もとても日本に興味がある様子。授業やバディ同志は英語で話し、同校の日本語教師であるイズディン先生が、時折、日本語でフォロー。「生徒達は、日本語のアニメやアイドルグループもとてもよく知っているし、大好きなんですよ」とイズディン先生。本格的にココナツミルクやスパイスを混ぜて作るカレーに、千葉県の高校生達は「日本ではインスタントのカレーペーストを使います」と説明したり「どれくらい辛いですか?」などと会話が弾む。1日5回食事を取るマレーシアでは、カレー実習の後は、746人の在校生が食事を取るダイニングホールで、さらにちまきや伝統菓子、クッキーなどでお茶の時間に。生徒達も打ち解けて、お互いの学校生活などを語り合う。
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