第1日(7月28日):多民族の文化が集うマレーシアを目で、舌で味わう

エアアジアXの翼に乗り、マレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA2)に到着した高校生一行は、都心に向かう高速道路でさっそく「日本と同じ右側通行だ」「日本企業の看板も多いね」など口々に言いながら、都心の発展ぶりや大規模開発に驚いた様子。ホテルにチェック・イン後、東方政策(1981年に時のマハティール首相の提唱で始まったマレーシアから韓国・日本への青年技術者や留学生派遣政策)で日本に滞在されていた東方政策同窓会(Alumni Look East Policy Society=ALPES)のイスラミさん、ザイドさんお二人にマレー料理のレストラン「Songket(ソンケット)」に案内され、目の前の炭火で鶏肉や牛肉を焼くサテーやスパイシーな海老料理を味わいながら、様々な州の民族舞踊を鑑賞するなど多様な文化を持つマレーシアらしさを味わった。サバ州の踊りには、みんなで参加したり、バンブーダンスにトライしたり、すっかりダンサー達とも打ち解けて、明るい笑顔が弾けた。

夕食後、クアルンプールの夜景の中にそびえる超高層の「ペトロナスツインタワー」に目を見張る高校生達。ツインタワーとしては世界一、ビルとしても世界第3位の高さを誇ると聞いて、さらに驚く。近くに取材に来ていたテレビキャスターのエズリーナさんに声をかけられ、東日本大震時には来日取材をした話などを聞き、日本とマレーシアとの繋がりを感じることになった。屋台が並ぶ「ジャランアロー」にも足を運び、初めて食べる珍しい果実のドリアンの匂いや味に驚いたり、代表的な料理の一つであるクレープのようなロティ・チャナイとカレーを味わったり。明日からの本格的なプログラムに向けて、マレーシアを肌で感じる一日目となった。

様々な州の民族舞踊が繰り広げられる「ソンキット」でダンスに参加
「ソンキット」のダンサーの皆さんも一緒に記念写真
ペトロナスツインタワーを背に、TV3 MALAYSIAキャスターのエズリーナさんを囲んで

強烈な匂いが漂うドリアン
夜も賑やかな「ジャランアロー」でドリアンにトライ
熱々のロティを味わってみる