平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」の派遣高校生が千葉県知事表敬訪問。

平成27年度のマレーシア政府観光局主催「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」の選抜高校生10名が発表された。本事業は、平成26年1月、森田健作千葉県知事とマレーシアのナズリ観光文化大臣が青少年相互交流事業を進めていくことで合意した事業のひとつで、千葉県内の高等学校等に在学する2、3年学年が対象で『アジア大交流時代における私の夢』をテーマに提出された作文、在籍校長の推薦書などをもとにマレーシア政府観光局、千葉県及び千葉県教育委員会が選考した。平成27年度の研修旅行は、7月28日から8月3日までの7日間の日程で、マレーシア政府観光局本局、国際協力機構(JICA)マレーシア事務所訪問、現地高校訪問、グリーンツーリズム、2泊3日のホームステイなどを行う。

森田健作千葉県知事(前列中央)を囲み平成27年度派遣高校生10名とマレーシア政府観光局関係者

また、7月23日(木)には、千葉県庁にて森田健作千葉県知事へ表敬訪問を行い、派遣高校生を代表して、リーダーの松戸市立松戸高等学校3年の梶原航平さんが「マレーシアの人たちと交流を深め、アセアン諸国の発展のため何を成し遂げられるか一緒に考えたい」と意気込みを語り、これに対し森田健作知事は「1人ひとりが日本の若者の代表としてマレーシアの人たちと友情を育んでほしい」と激励した。
 特に「高校生である皆さんは、海外に行って一番、いろいろなことを吸収できる年齢。マレーシアの多様さを学んで来て欲しい」と期待を述べた。

梅木弘之教育次長(前列中央)を囲み平成27年度派遣高校生10名とマレーシア政府観光局関係

 続いて、千葉県教育委員会へ表敬訪問を実施。梅木弘之教育次長から「ホームステイによって得られるマレーシアの地域の方々との体験は、高校生の皆さんが共有できるまたとない思い出。いろいろと体験をしてきてほしい」とエールが贈られた。その後、マレーシア政府観光局のヌルル・アシキン教育担当員がマレーシアについての基本情報や生活習慣、マレーシアの高校生の様子など、ホームステイするにあたって参考になる情報をスライドを交えて解説。食事や服装など、現地で交流を図る際に気をつける点について、質疑応答も行なわれ、出発前の貴重な時間となり、 7月28日(火)成田空港よりエアアジアXにて7日間の研修旅行に出発している。

7月28日(火)成田空港にて派遣高校生と引率をする千葉県国際交流協力室・慶児聡子副主幹(後列右)

 この「千葉県高校生マレーシア派遣事業」は、平成27年度「グローバル人材育成プロジェクト」の一環として、2015年11月7日(土)の青少年育成千葉県民会議推進大会と2016年1月(予定)にも「グローバル人材育成プロジェクト」事業実施校の指定を受けた県立高校20校の生徒代表と教員が集まって中での成果発表会が予定されている。





平成27年度派遣高校生10名(氏名五十音順/敬称略)

学校名 氏名
千葉県立佐倉高等学校 大塚正博(おおつかまさひろ)
千葉県立東葛飾高等学校 岡田真輝(おかだまさき)
松戸市立松戸高等学校 梶原航平(かじわらこうへい)
千葉県立成田国際高等学校 木村織衣(きむらおりえ)
渋谷教育学園幕張高等学校 高橋祐貴(たかはしゆうき)
千葉県立生浜高等学校 田原広美(たはらひろみ)
暁星国際学園高等学校 中塚望邑(なかつかみゆう)
専修大学松戸高等学校 備瀬美優(びせみゆ)
千葉県立千葉女子高等学校 不破夕里(ふわゆり)
千葉県立柏井高等学校 山田天音(やまだあまね)

平成26年度「第1回千葉県高校生マレーシア派遣事業」レポートはこちら。